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初夏の訪れとともに、赤い宝石のような実が色づいてきます。
六月に入ると間もなく、「佐藤錦」が旬を迎え、
そのあと、「紅秀峰」
そして、7月には晩生種の「ナポレオン」と続きます。 |
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●品種名:佐藤錦・紅秀峰・ナポレオン |
●産 地:福島県・山形県 |
●入荷時期:6月下旬〜7月上旬 |
※天候などの都合により、出荷時期が多少異なる場合がございます。 |
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さくらんぼの原産地は、西南アジア地方といわれ、日本で本格的に栽培が始まったのは明治時代のことです。ドイツやアメリカなどから苗木を輸入し、東北地方や北海道など、梅雨期が短く寒い地方で栽培に成功しました。
佐藤錦は、1912年山形県東根市の佐藤栄助さんが育成した品種です。いまや日本を代表するさくらんぼの品種です。乳白色で柔らかい果肉は、果汁が多く、現在の品種の中でも最高の部類に入る味です。収穫期は、満開時期から数えて50〜55日後、6月中旬〜下旬です。
紅秀峰は、佐藤錦と天香錦を交配し、山形県園芸試験場において育成された品種です。収穫期は、開花後60日ころで、ナポレオンより前の時期になります。実は、8〜9グラムと大きく、扁円形で、やや横に長い形をしています。果肉は黄白色で硬く、酸味が少なく、甘みが多いのが特徴です。
ナポレオンは、起源は良くわかっていませんが、十八世紀始めからヨーロッパ諸国で栽培されている古い品種です。果肉はクリーム色で、果汁が多く、完熟前は酸味が勝っていますが、完熟すると味が濃くなり、美味しくなります。晩生種で、収穫期は、開花後60〜65日となる6月下旬〜7月上旬です。 |
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